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辞書には書かれていないことばの話

辞書には書かれていないことばの話

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定価 : ¥ 1,575
販売元 : 岩波書店
発売日 : 2002-11

価格:¥ 1,575
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 辞書と文法書があれば、言語の理解と表現ができるわけではない。そのためには、本書のような解説・手引き書が必要とされる。しかし、日常の言語生活は、そんなに杓子定規に、厳密になされているわけでもなく、とくに日本語はあいまいに使われている。
著者は1970年代から「文法現象の分析・記述に役立つような辞書の記述」を主張してきたようである。本書は動詞に限ったものになったが、ある程度まとまりのあるものになったと著者は言っている。一例を挙げる。
「湯を沸かす」はおかしいか、の問題…「水を沸かす」=水を(湯に)沸かす。即ち、この「水」は〈消滅の対象〉と呼ぶ。これに対して、「湯を沸かす」=(水から)湯を沸かす。即ち、この「湯」は〈結果の対象〉と呼ぶ。このように、どちらが正しいの問題ではなく、どちらも文法的に成立しうることになる。 
「服を汚す」の場合…服は汚れても服として存続し、状態だけが変化する。「服」は〈変化を担う対象〉と呼ぶ。
「セーターを編む」「毛糸を編む」の場合…「セーター」は〈結果の対象〉「毛糸」は〈変化を担う対象〉どちらも文法にかなっている。このように、動詞の表す語義のタイプによって、対象の名詞の意味的特徴も決まってくる、と述べられている(雅)

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 私が外国語を勉強しているときに、ふと目にとまった本がこの本でした。少し読んでみますと、‘なるほど!’と思うようなところをパシッと突いたなかなか面白い本でした。

 例えば、某辞書によると、「取り返す」とは「奪われたものを取り戻すこと」と解釈されています。つまり、「取り返す」と「取り戻す」はほぼ同じ意味なんですね。しかし、「意識を取り戻す」とは言えても「意識を取り返す」とは言えません。これは、なぜでしょうか?日本語にはふか〜い、ふか〜い、謎があるのですね。

 これらの謎を的確に簡潔に書かれてあります。私はその謎を解く以前に、日本語にふか〜い謎があるということに気付いた著者に感銘を受けました。
 日本語は他の外国語とは、語順も違えば、発音も違い、用い!る文字も全く違います。‘日本語’という最も身近でなおかつとても不思議な存在を見つめ直してみませんか?

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2006年 9月 9日14時17分

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